アルバイト経験は自分を成長させる可能性を引き出すものです。
就職活動に有利になるように、色々なアルバイトを学生のうちに経験しておくと良い、と言うのは間違った認識です。飲食店、コンビニ、配達、実に様々な仕事がありますが、実際就職するにあたって、これらの経験は重要視しない会社がほとんどです。では経験が無駄だったのか。そうではありません。仕事の経験が役に立つのではなく、経験を通して学んだことが役に立つのです。働いて、何を得ることができ、それをこれからどのように生かそうと思っているかを面接で話せれば、企業側も興味を持って聞いてくれるでしょう。
責任の重さで言えば、アルバイトと社員を一緒にはできません。アルバイトと同じ感覚で働かれては会社も困りますから、バイト経験は役に立たないと考える会社もあります。バイトでの頑張りは評価対象ではありません。企業側は見ているのは「人柄」「自社への熱意」「これからの可能性」です。なので、面接時にアルバイト経験を話したい場合は、これらに結びつけて話すことがとても大事になってきます。就職活動をする学生は、ここに気づいていない人が結構います。面接でなかなか前に進めない人は、自分のアピールポイントとアルバイト経験を結びつけて考え直してみると結果が変わってくるかもしれませんね。